琳派400年記念「琳派イメージ」展を見た

琳派400年記念「琳派イメージ」展 | 京都国立近代美術館に行ってきた

琳派400年というのは、どういうことなのかしらんと思ったら、本阿弥光悦が元和元年(1615)に徳川家康から鷹峯の地を拝領してから400年ということで設定したそうだ。

「琳派400年」をキーワードにして、多数のイベントや展覧会が開かれている。
特別展覧会 | 京都国立博物館 | Kyoto National Museum
プラットフォーム事業イベントカレンダー | 琳派400年記念祭

今回は、京都国立近代美術館へ行った。

近代美術ということで、明治以降の琳派的な作品が展示されている。
神坂雪佳の描いた屏風や、デザインした工芸品。
神坂雪佳の杜若図屏風は、壁紙貼るときにしっかり貼れなかった時のように上の隅でたるんでシワが寄っていて、えっ、これはなんだろう、めっちゃ気になる、となった。そんなとこ見ててすみません。でも気になる。他の屏風はそんな風にはなってなかった。
金地も結構ギラギラしてるのもあるんだな。と。

田中一光のポスター。
宗達の平家納経の鹿をモチーフにしたもの。
ぐっと抽象化されているんだなーと、思いました。
「群鶴図」(加山又造)の後に見ると、さっぱりしているなーと感じました。

浅井忠・杉林古香「文庫(鶏梅蒔絵文庫)」
(文庫(浅井 忠図案) 文化遺産オンライン)
神坂祐吉「月象之図 硯付手箱」
(月象之図 硯付手箱 文化遺産オンライン)
鶏、うさぎの絵柄が大きく描かれている。これは螺鈿でしょうか。螺鈿細工というと、細やかで周りと高さを合わせて平たくしているイメージがあるので、どういうことなのだろうという感じ。おかきぐらいの大きさ。を継ぎ合わせている。など思った。ヒスイの仮面を連想。

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