美工作品展を見た

京都市美術館でやっている美工作品展を見ました。

京都市美術館へはマグリット展をやっているとのことで見に行ったのですが、その出口からするっと行けるところで「美工作品展」が開催されていたので入ってみた。
一階では洋画・彫刻・陶芸・染織と表現基礎をやっていて、2階では日本画・漆芸・デザイン・ファッションアートをやっていた。

美工作品展というのは、京都市立銅駝美術工芸高等学校の生徒作品の展覧会。

薪を2本重ねたものをデッサン。
観葉植物と幾つかの静物でデッサン。
ラムネ瓶やバドミントンの羽、キャンディなどで色彩構成。
というのが、1年時の表現基礎として、ずらりと並んでいて、大変だなーと思って見てた。
鉛筆デッサンというのは、不思議なものだなと思った。
色があるのを見てても黒の濃淡に変換して描く。さらに濃淡の範囲も見ている明るさよりは暗くなってる感じするし。


彫刻専攻にあった制作過程の写真がめっちゃ良かった。
あぐらを組んで、赤子(の彫刻。実際には赤子よりも大きい)をかかえて手を入れている写真があって、これ、いいなぁと思った。
あぐら組んでかかえているさまを彫刻にしたら面白いんじゃないかと思った。
いや、でも、写真では、人と彫刻が写っているので、人の格好、姿勢に入り込んだ感覚になった。
彫刻になると、別個の対象といった感じで、その周りをぐるぐる回って、見るかたちになってしまいそう。
これでは、この写真見たときの感覚とは違うよなー  

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