2021年1月開発状況

2020年9月10月、11月12月と取り掛かっているRepete Plusのアップデートをひきつづき進めました。


今回のアップデートで取り組んでいる事柄。
波形図が再生に従って動く。波形図を動かすと再生位置が動く。拡大テキストエリア時に波形図を表示できるようにする。
いままでは、画面をあまり注視しないで使う状況を想定していました。今回のアップデートは、しっかりテキストを見つつ、細かく再生位置を戻したりするような使い方に対応しようとするものです。

前月に、再生状況(現在時刻、再生回数やリピート回数など)をテキストエリアのサイズ・波形図ありなしに応じて、表示するか非表示にするかを設定できるように変更。その設定画面の作成を行いました。前月の終わりまでに、今回のアップデートで取り入れる機能をほぼ実装できていました。


1月に入ってから行った事柄。
再生処理の安定化。まれに再生が止まってしまう症状が出たため、流れを見直して安定化させました。
1月半ばに、サポートページにコメントいただいた。
iPadでペンを用いて書いているが、下部にオーディオ操作部分があって手が当たってやりづらい。テキスト部分を下に回すことはできないか?といった内容。
このコメントで、iPad OS 14+Apple Pencilでは、スクリブルという手書きを文字認識して変換する機能があることを知りました。

スクリブルは、英語と中国語を用いる際に使えます。テキストフィールドでApple Pencilを使って書けば働く機能。起動するのに特別な処置は必要はなし。Repete Plusでは、テキストエリアをタップジェスチャーのためにも用いており、テキスト編集には切り替えが必要。これは、アプリの特徴としてよしとします。テキスト編集切り替え後に、スクリブル機能が適切に使えるようにしたい。


スクリブルを使っていると気になる点。手をつくとキーボードが出てしまう。改行がジェスチャーではできない、変換精度は高いとはいえ間違いもある、という状況。サブのキーボードを表示しつつ使うかたちがよいのでは、と考えました。
そこで、次のようなレイアウトを取り入れました。

新たなレイアウトを取り入れるに当たって、レイアウト関連を改めて考え直し整理しなおしました。前月導入した「表示/拡大テキストエリア+波形図あり/なし各画面での再生状況設定画面」は不要となりました。
オーディオブロックとテキストブロックの配置を選択する設定画面の実装が必要となりました。


サポートページに、別の不具合についてのコメント
AirPods Proを使用していると、区間2回目再生のさい冒頭部分が欠けてしまうというもの。
確認すると、症状再現。ほかのBluetoothイヤホンでは発生せず、AirPods Proで発生。
再生部分の基本的なところのみを切り出したプロジェクトを作成し、どうすれば改善するか検討。切り出したプロジェクトでは、AirPods Proでこの症状を発生しないように処置できました。

1月末になっても、Repete Plusのアップデートを完了できず、忸怩たる思いです。
残る作業は、
* レイアウト選択画面
* AirPods Pro対応処理の実装
* ダークモードへの対応
となります。できるだけ早くアップデートをお届けしたいと思います。

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