2025年のアプリ開発を振り返る

iOSアプリ「無音分割」をリリースしました。
オーディオファイルを無音箇所で分割して端末に保存するというアプリです。
無音箇所でまずは分割マーカーがつきますが、その後、編集点を移動させたり、追加したり、削除したりもできます。
あと、分割されたファイルの名前には、冒頭部分のテキストが付与されるので、管理しやすいです。

いま、思い返すと、開発からリリースまで、するっと進んだイメージだったけれども、
毎月の開発状況記事を振り返ると、5月から開発開始して、なかなかリリースできませんでした。
そのあいだ、毎月のように今月にはリリースできる、と思いながら、次々やらなければならないことができて、開発が終わらない、という状況でした。
10月になって、リリースできました。
ほっとしました。
使ってくれている人もじんわりと出てきているので、よかったです。

各月の開発状況

2025年1月開発状況

Repete PlusのSwiftUIへの書き換えを進めました。
すべてをSwiftUIに書き換えるのは、とても大変なので、まずはパーツごとに進めていきます。
選曲画面・学習記録画面のSwiftUIへの移行を進めました。

2025年2月開発状況

先月に引き続き、Repete PlusのSwiftUIへの書き換えを進めました。

2025年3月開発状況

Repete Plus 10、Repete 7.5をリリース。
選曲画面・学習記録画面をSwiftUIへ移行。
そのさい、選曲画面から「フォルダの作成」「アイテムの編集」項目を削除しました。
しかし、多くのユーザーの皆さまから「使いにくくなった」というご意見をいただき、これらの機能を復活させることにして、SwiftUIに対応した「フォルダの作成」「アイテムの編集」機能の作成開始。

2025年4月開発状況

Repete Plus 10.1、Repete 7.6をリリース。
「フォルダの作成」「アイテムの編集」項目を、再作成して復活。

2025年5月開発状況

Repete Plus 10.2.3をリリース。
バグ修正。

「無音分割」アプリの開発開始。
Repeteが「語学学習支援プレイヤー」と言っていた時代から、構想はあったアプリ。
Repete, Repete Plusでは、ファイルを無音箇所で仮想的に分割しているが、「無音分割」アプリでは、実際にファイルを分割して、区間ごとのいくつものファイルを作成します。
過去にはユーザーからも、なんどかご要望があったものなので、開発スタート。

2025年6月開発状況

「無音分割」アプリ。
オーディオファイルの無音箇所を検知し、分割して短いオーディオファイルを出力するというコア機能が完成。その後、波形編集機能・文字起こし機能・オーディオ再生機能を実装。

2025年7月開発状況

「無音分割」アプリ。
6月におおよその機能が実装できて7月にはリリースできると思っていたものの、開発を進めていくと、いろいろ足りない箇所や不具合が出てきて、リリースまで辿り着けず。
オーディオ再生機能のUI、オーディオファイル読み込み機能のUI、ホーム画面のUIを仕上げました。
たてつづけに無音検出基準時間の変更が行われた場合の処理を調整。
ガイドヘルプTipを表示する機能を実装。
ファイル分割処理に、ファイルによっては区切りがおかしくなるケースが見つかったので修正。

2025年8月開発状況

「無音分割」アプリ。
8月も、いまだ完成せず。
区間末尾をカットする場合とカットしない場合で、UIの変更や書き出し処理を修正。
オーディオ再生処理の修正。
ガイドバブル表示の修正。
ヘルプと情報Viewを作成。
スクリーンサイズが小さい場合にレイアウト変更。
選曲画面の修正。
さまざまな修正を行いました。

Repete(Android版)。
「アプリは Android 15(API レベル 35) 以降を対象とする必要があります」とのことで、対応。

2025年9月開発状況

「無音分割」アプリ。
広告表示機能の実装。
そのほか、さまざまな修正。
9月末についに完成。
App Storeに登録しました。

2025年10月開発状況

「無音分割」アプリ。
ついにリリースできました!
その後、ユーザーからの要望にあった、文字起こしテキストのコピー機能を実装。

「戦国・江戸元号並べ」
これは、戦国・江戸時代の元号(年号)のカードを、正しい順に並べ替えることを通して、元号(年号)とその時代の様相になじみを持ってもらうアプリ。
Android版をGoogle Playに並べていたものの、ずっとアップデートしていませんでした。
アプリは Android 15(API レベル 35) 以降を対象とする必要があります。」とのメッセージを受け取ったのを機に、UnityからFlutterで作り直しました。

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