2019年3月開発状況

2019年3月。

RepeteおよびRepete Plusのアップデートを行いました。
Siriから起動して再生できるようになりました

アップデート以前から、Siriに「Repete(レペテ)」もしくは「Repete Plus(レペテプラス)」と呼びかけると、アプリが起動することはできました。これは、特に何も実装せずともiOS側で処理してくれていました。
起動するだけでなく、再生開始するとなると、手を入れる必要があります。

Apple Documentation

SiriKit – Apple Developer
Siriの紹介。
4つの大項目。Siri Kit、Siriショートカット、ショートカットApp、SiriKitのドメインとインテン。
documentationへのリンクなど。

Domains and Intents – SiriKit – Human Interface Guidelines – Apple Developer
Siriのヒューマンインターフェイスガイドライン

Sire ShortcutsはiOS 12から登場。

Siriは、ユーザーの日課とAppを賢く組み合わせて、必要な時に便利なショートカットを提案できるようになりました。Shortcuts APIを使用すると、ロック画面、検索、Siriの文字盤から直接、Appに関連したタスクをすばやく実行することができます。ユーザーは、自分の声でショートカットを実行したり、新しいショートカットAppを使って自分だけのショートカットを作成することができます。

SiriKit – Apple Developer より

ショートカットApp。WorkflowというアプリがAppleに買収されて、ショートカットAppとなっています。

ユーザーは、複数の手順を組み合わせたカスタムのショートカットを作成することができ、そこにAppに組み込まれているショートカットを組み合わせることもできます。1回タップしたりSiriに話しかけたりするだけでそのショートカットを実行することができます。

SiriKit – Apple Developer より

Siriショートカットの実装には、NSUserActivityを用いる方法とIntentを用いる方法があります。

SoupChefというAppleのサンプルで、実装の様子がわかります。
SoupChefでは
「チーズ入りのクラムチャウダーふたつ」
「レッドペッパーのトマトスープひとつ」
といった注文をSiriにアプリ内で登録します。

登録の際には、覚えやすい単純な言い回しを録音します。
そのあと、Siriに登録した言い回しで呼びかけることで、処理を実行できます。

登録の際に、「チーズ入りのクラムチャウダーひとつ」と「チーズ入りのクラムチャウダーふたつ」は別個のショートカットとして登録する必要がありました。  
「二杯のクラムチャウダー」としてみたときに「ニーハイクラムチャウダー」と認識され、Siriショートカットの開発前に期待してたほど聞き取ってくれるわけではないのだとわかりました。数量を聞き取ってくれるものかと思っていたので残念でした。

今回は、NSUserActivityを用いて実装しました。

Siriにフレーズを登録し、そのフレーズで呼びかけることで、アプリが起動し再生が開始できるようになりました。

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