「Repete Plus」をアップデートしました。(version 7.7)

「Repete Plus」をアップデートしました。(version 7.6 -> version 7.7)

Repete Plusは、語学学習を支援するオーディオプレイヤーです。
無音部分を自動認識し、語学教材をフレーズごとに間隔をあけて再生できます。

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Repete Plus – nackpan Blog

変更点

  • 選曲画面の「ストレージ」タブの名称を「フォルダ」タブに変更しました。
  • 「フォルダ」タブ画面にアイテムがない場合、「フォルダ」タブ画面にファイルが読み込めることを示す説明を加えました。
  • ファイル読み込みに、iOSが提供するドキュメントピッカーを導入しました。iPhone(iPad)内、iCloud Drive、使用しているクラウドストレージからファイルを読み込むことができます。
    (選曲画面 > 「フォルダ」タブ > •••ボタン > ファイルの読み込み)
  • 従来のクラウドストレージAPIを用いた読み込み方法は、初期状態では表示されなくなりました。設定 > 詳細 > 「クラウドストレージから読み込み」を表示 をONにすることで表示されます。
  • テキストの読み込みにもドキュメントピッカーを導入しました。
  • 全体リピートをONにしているときに原曲再生を行うと、2回目からも原曲再生を続ける挙動に修正しました。

開発者後記

今回のアップデート(7.7)では、ファイル読み込み機能に大きな改変を加えました。
iOSが提供するドキュメントピッカーを導入しました。
従来のクラウドストレージAPIを用いた読み込み機能は、初期状態では表示されません。
従来の方法では、リスト表示されて一覧性が高く、ファイルだけでなくフォルダの選択も可能でした。利便性は良いのですが、アプリ連携をしてRepete Plusからクラウドストレージにログインする必要があります。このハードルが高いと感じていました。
ドキュメントピッカーなら、iPhone/iPadでクラウドストレージアプリを利用している場合、あらためてアプリ連携をする必要がありません。
よって、今回から導入しました。
ドキュメントピッカーは、iOS 8から追加された機能で当初は単独ファイル用ピッカーでした。iOS 11から複数選択可能になりました。複数選択の時、操作がわかりにくいです。説明を加えました。

また、今回「ストレージ」タブを「フォルダ」タブに名称変更しました。
語学学習支援プレイヤー(Repeteに改名前の名前)リリース当初(iOS 6時代)は、メディアライブラリのファイルのみが使用可能でした。
Marieさんからの要望で、メディアライブラリの曲と別建てで扱えるように「ストレージ」タブを作り、そこにファイルをインポートできるようにしたのでした。
その後、Apple Musicが始まり(2015)、ミュージック Appの姿も変わりました。ストリーミングで聞くのを前提としたアプリに変わりました。また、ファイル AppがiOS 9(2015)から登場し、iPhone/iPadでもファイルやフォルダの操作がパソコン風に行えるようになっていきました。
語学学習の教材は、メディアライブラリの曲と別建てであつかいたいと思っている方はより多くなっていると思います。しかし、Repete Plusで、別建てであつかえる、ファイルを読み込めることに、気付きづらいのでは?「ストレージ」タブの機能に気づいてない人も多いのでは?ということで、今回、名前を「フォルダ」タブと改称したうえで、アイテムがない場合には、フォルダタブでのファイル読み込みについて説明を表示しました。

今回のアップデートで、ファイル読み込み機能がひろく使われるようになれば、さいわいです。


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